桐たんす 相徳(あいとく) 桐箪笥一筋 

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ブログブログ 伝統工芸と ともに歩むブログ 桐たんす事例集

作り付け はめ込みを考える

★作りつけの事例★

今回の事例は 
既存の作り付け家具があったものを とりはらい まったくその位置に 桐のたんすを作り
裏側を覆い隠してしまう という事例です。★

★ 空いているスペースに ぴたっと作る はめ込み
壁 天井などと一体化させる 作りつけ
どちらも 作業として考えると
それほど大きく変わるわけではありません。既存の 作り付け家具を取りはらったところの状態です。
マンション 隣との境の壁なので
後ろは コンクリート打ちっぱなし。
天井は ボードとなります。

このコンクリート面や ボードよりも大きく作ればよいことになります。★


★すっぽりと 先ほどの面は 覆い隠されています。

最初からこの位置にあった たんすのようです。

内装と つけているわけではなく 
たんすは まったく独立して そこにおいてあります。★


★こちらは 室内の間仕切壁です。

サンにボードが打ち付けてある状態で
この状態を 通常お客様が見る機会は少ないと思います。★


★施工中の写真です。

上に梁が大きく出ています。
たんすと同じ色の桐の板で 囲い込んで
コンクリートを見えないようにします。★



★思うのですが 桐のたんすの寿命は 実際のところ非常に長く
100年ぐらい使えるのは当たり前です。
今削りなおしでお預かりするたんすの多くは 
おばあちゃんがお亡くなりになってというもの
と考えると 60年70年経っているのが当たり前です。

そのたんすを削りなおしてまた何十年も使うことが出来るわけです。

世の中は 家具は作りつけがはやり 一方で リフォームもはやり
しかし 作り付けにした家具の寿命はどのぐらいのものなのでしょうか。

桐たんすも作り付けにしてしまうと 内装に寿命があわせられてしまいます。

動かせる状態に製作しておく ということが 
いろいろな面で 実は非常に理にかなっているように思います ★





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