桐たんす 相徳(あいとく) 桐箪笥一筋 

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桐箪笥製造1 会津桐 立ち木から板


桐立ち木の状態から 板へ

桐立ち木 

★よく受ける質問として
国産の桐の木ってあるの とか
外国の木ばっかりなのでしょう
という質問があります。

箪笥を販売している業者の中には
今は 日本の桐なんてほとんどないとか
外国ばかり さらには
日本には 大径木はないとか
15年ぐらいで切ってしまうとか
今は みんな北米材だとか
かなりの部分 いいたい放題なのが現状です。★



桐立ち木

★逆に 桐となると みんなこれは会津桐
そういう説明をする業者もいます。

販売店の店の人では 
そもそも 桐の木の板の状態さえ見たことがない 
もちろん 丸太を見たこともなければ 花も 
さらにいえば 立ち木を見たことない人がほとんどです。
 
当然のことながら
うそを言っているとか いいかげんなことを言っているとか 
そういった自覚さえもないのが実情でしょう。
誰かから聞いたことを そのまま話しているだけなのだと思います。★




桐立ち木

★桐の木の太さが 皆 画像のように太く
まっすぐいくという訳ではありませんが
しっかりと きちんと育てていくと
このように育つものなのであり
決して 国内の桐に 大きな木はないとか
北米の木ばかり とか 
そのような話に惑わされてはいけないと思います。★




桐立ち木

★太さも 長さも ある意味 
東京の人のイメージよりも ずっと大きなものです。
都内で 庭に桐の木があるのだけれど というのと
実際に 製造のために 植林・育成したものは
かなりの大きさでなければなりません。★




桐立ち木

★上から 2枚目 3枚目の桐の全体像。
厳しい自然環境の中で 育った桐が 良質の桐となるので
そのためには 会津は桐にとって 最適の地です。

右側に写っているのは ビニールハウス
中で作業が出来る高さです。★




桐 乾燥

★桐は 植林をして 丹念に育てていく木です。
山から切り出して その中から 桐を選別する というものではありません。
昔から 娘が生まれたら植えろという木です。
確かに育ちの早い木です。
それでも 10-15年で使える木にはなりません。
長い期間をかけて やっと 桐たんすとして使える木に成長します。

ですから 箪笥としても 長期間使用していただかなくて困ります。★




桐乾燥

★伐採した桐は 丸太の状態で乾燥させます。 木の難しさは 断面は切ってみなければわからない。
さらにいえば この状態でも 
中がどのようになっているかを判断するのは難しい。

板で仕入を起こすのであれば
誤りは少ないことになりますが
どうしても値段が高くなります。★




桐乾燥

★丸太は製材して 自然乾燥させます。
充分な自然乾燥が 
桐の調湿効果や光沢を生み出します。★



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★箪笥の実際の製造については
   別途ほかのページでご紹介します。★



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会津桐

★会津桐の植林や植栽については
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